全国で初めてとなる「民設民営」の隣保館です。

■２０１９年１１月８日（金）午前１０時に地震が起こり、津波警報が発令されたことを想定した避難訓練を実施しました。
今回は、社会福祉法人ヒューマンライツ福祉協会さん主催のもと、長橋町会のみなさん、西成区役所の方、もちろんゆ～とあいも参加した合同の避難訓練です。

地域住民の方は、まちかどホームすずらん３階へ避難
公営住宅の方は、住宅の３階以上へ避難
福祉法人利用者の方は、利用施設の３階以上へ避難
ゆ～とあい利用者の方は、パークコートの４階へ避難

■午前１０時　合図とともにそれぞれが一斉に避難を開始します。
ゆ～とあいでは、館内放送とともに、会員さんも保育所の子どもたちもスタッフ誘導のもと４階まで避難開始です！

当然エレベーターは停止しています。みんな階段をつかって４階まで避難します。

小さい子ども達も保育士さんに抱っこされて一緒に避難します。

車イスの方の避難は力がいります。車イスの階段用避難器具が必要ですね。

■午前１０時３０分　４階の避難場所に５２人全員無事に避難完了です。

階段で４階まで避難するのは意外と大変です。

「災害時は助け合いが大切」とゆ～とあい寺本館長

■午前１１時　ゆ～とあいに全員集合して学習会

西成区役所の方から災害時に役立つ様々な防災グッズを教えていただきました。

最後は非常食の試食会です。

■正午　地震・津波避難訓練終了です。
今回の参加者は全体で１４３人でした。
ゆ～とあいには小さな子どもから高齢の方、車いすを利用する方など災害時に支援を必要とする方が多く利用しています。また、ゆ～とあいだけではなく「地域」でみると、支援を必要としている方はたくさんいます。災害時の助け合いは普段からの「つながり」です。そんな地域でつながりをつくるのも隣保館の役割です。